間取りの作り方・・・動線

間取りの作り方にもいろいろな手法があると思います。

一生懸命間取り作成に集中しているとつい動線を無視してしまった

間取り図ができたりします。

動線がしっかりしている間取りは、とても使いやすく動きやすいので

生活してから大きく差が出ます。

動線の大切さはよく聞きますが、それでは、どう組み立てたらうまく

いくでしょうか。

まず、各要素になる部屋名を書き出します。

例えば、玄関、玄関ホール、トイレ、キッチン、ダイニング、リビング、浴室、洗面脱衣室、

洗濯物干し場、階段、洋室ABC・・・など

次にそれらをそれぞれ大きなまるで囲み転記しながら、、結びつきが強いものを線でつなげていきます。この段階では線の長さ、方向などは一切気にしないで、結びつきのみに集中します。

ここで、特に備考として考えられるコメントを書き足します。例えば、リビングの日当たりが悪そうなので、「日当たり確保」とか「吹き抜け作る」など。

一般住宅の場合、家事動線が中心になってくると思います。例えば、玄関とキッチンの結びつきはどうか、洗面脱衣室とキッチンが結びつくか、それともリビングか。それは、使う人、家庭によって十色です。

だんだん団子ざしのような具合になってきませんか。

機能図

 

 

 

 

 

ここで注意することは、部屋の大きさとまるの大きさは無関係ということです。リビングもトイレも同じ大きさのまるで十分です。違うのは、つながりの太さです。当然、リビング中心の生活を希望であればリビングから他の要素にいっぱい放射状に線が延びてくるでしょう。

ある程度できたら動線がしっかりできているか再確認してください。これで大丈夫だと確信がもてれば、動線形成はほぼ100%クリアですね。このプロセスを踏んで作成するかどうかで大きく違うはずです。よい間取りになること間違いなしです。

次のステップは、この動線の図(機能図)を実際建設する予定地の敷地形状、周辺環境に照らし合わせて、具体的に落とし込みの作業に入ります。

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