高効率ヒートポンプ暖房セミナー
2009年2月24日 東北電力㈱ 福島支店主催の
「これでわかる これからの省エネ暖房 高効率ヒートポンプ暖房セミナー」が
県内4会場で行われ、会津若松においても本日行われました。
会場には100名以上(主催者発表)の建築関係者が出席しており、地元出身の私は、何人か知り合いを見かけました。
東京などで行われるセミナーではまず知り合いに会うことはないので、こうして地元で知り合いがいるとほっとしますね。
第1部 基調講演
「これからの住まい『小エネ住宅考」
講師:長土居正弘示氏
この内容は、セミナーの知らせをいただいてから私も大変興味があり楽しみにしていました。
「省エネ」を「小エネ」と表現するところの発想の転換は、なるほどと感じました。
エネルギーを省くのではなく、小さなエネルギーで目的を達成するとういう、
目的は何かを示唆するような、そんな印象を受けました。
資料の中で、あるスイスの住宅ではエネルギーショックに備えている家もあるとのことです。
進んでいるなと感じましたね。
私もまだまだ勉強中ですが、熱損失係数やエネルギー消費量をもっと大切に捉えたいと感じました。
体感温度、ISO07730、熱貫流率、COPなど専門的な言葉が出てきたり、室内の温度分布のデーターなどのグラフが
あったりと、どれも興味のある内容ばかりでしたので、大変勉強になりスパイスアップになりました。
最後に熱効率の面から見ても、やはり「床断熱」より「基礎断熱」の方が有利であるとのことでした。
第2部 住宅研修
「簡単CASBEE-すまい【戸建】概要と高性能住宅の必要性」
講師:酒井 善光氏
第3部
「各社の最新ヒートポンプ暖房機器の特長を探る」
6社各10分程度のプレゼンがありました。
その中の1社は既に採用しています。
もう1社にも大変興味がありますので、今後採用を検討したいと思います。
しかし、現段階ではまだイニシャルコストの面から正直厳しいかなと・・・。
12時30分受付開始、13時10分から始まったセミナーも無事16時30分に終了しました。
外は、冷たい風がピューピュー吹いていました。
とても、有益な内容でした。